金沢競馬事務局は20日、正午発走の1Rから17時30分発走の最終10Rまで、競馬開催を通常通りに実施した。

前日19日の8Rの競走中に走路の照明が消えるアクシデントがあり、その8Rは不成立。9R以降は公正確保が保たれないため取りやめとし、この日の開催が懸念されていた。

事務局は20日午前9時より、厩舎関係者に説明会を実施。19日の8Rで騎手3人が落馬で負傷し、馬1頭が安楽死となったことを明らかにした。

また、照明が消えた原因である消灯タイマーの設定ミスに対して、今後はタイマーによる設定を行わず、手動で複数の関係者が確認しながら消灯を行うことを再発防止策として挙げ、20日の競馬開催を決定した。

なお、19日の9Rに予定されていた重賞の徽軫(ことじ)賞の代替実施については未定となっている。