ジャパンC(G1、芝2400メートル、26日=東京)にフランスから参戦するイレジン(セン6、J・ゴーヴァン)の共同会見が23日、東京競馬場で行われた。騎乗するマリー・ヴェロン騎手(24)の一問一答は以下の通り。

-夏に初来日しましたが、東京競馬場の印象を教えてください

ヴェロン騎手 東京競馬場がどのような競馬場なのか、実際に馬に乗って体験したい、どういう規模のレースなのか、競馬場なのか体験したい気持ちでいっぱいです。ジャパンCの雰囲気も楽しみたいと思います。

-イレジンの適性をどう考えているか

ヴェロン騎手 日曜日に分かると思いますが、非常に適応能力が高いと思います。この東京の直線も気に入ってくれると思います。高速馬場になった場合も直線を全力で疾走することになると思います。

-しばらく乗っていないと思いますし、(今月のマルセイユの開催で)落馬もされていますが?

ヴェロン騎手 確かに落馬しましたが、1週間、完全に休養して体調を整えました。マルセイユの落馬は過去のことですし、私のコンディションは完全に戻って、100%です。

-イレジンというのはヴェロン騎手にとって、どのような存在ですか?

ヴェロン騎手 いろいろな存在でもあります。若い騎手にとってこれだけの馬に乗れるのはなかなかないことです。私がイレジンに騎乗することは、1人でに起こっていることではなく、チームのみなさんがいることを念頭に、チームのみなさんをガッカリさせることがないようにしたいです。今後も私のキャリアで続いていくことになると思います。

-ルメール騎手が初めてジャパンCに騎乗したのが20年前。今のあなたと同じ24歳の時でした。フランス出身の彼が騎乗するイクイノックスをどう思いますか

ヴェロン騎手 イクイノックスは最強馬ですよね。クリストフ・ルメールはフランスの技術を生かして、日本で活躍した人。若い騎手にとってあこがれの存在ですし、私も彼のことを尊敬しています。彼のようなキャリアを積むことができればと思っています。