ジャパンC優勝でG1・6連勝を決めたイクイノックス(牡4、木村)が現役生活を終えることが30日、同馬を所有する(有)シルクレーシングの米本昌史代表から発表された。

それを受けて、管理する木村哲也師(51)がコメントを寄せた。

「この秋、天皇賞とジャパンカップは素晴らしいレースをしてくれました。これ以上、望むことはありません。

牧場のスタッフ並びに木村厩舎のスタッフ、クリストフ・ルメール騎手、獣医師さん、装蹄師さん、全ての現場関係者が尽力した成果だと思います。イクイノックスには素晴らしい景色を見させてもらいました。

そして彼は世界中の人々に感動を与えてくれました。(種牡馬として)無事に次の仕事へと向かってもらいたいと思います。初入厩から2年半。彼と過ごした日々は世界一、幸せでした。こうして無事に送り出すことができ、その責任を果たせたことを誇りに思います。

全てを理解している、まさにパーフェクトな馬でした。

イクイノックス、ありがとう。本当にありがとう!」