リアルスティール産駒の5番人気グランカンタンテ(牝、鹿戸)が競り勝った。勝ち時計は1分50秒8。

13番枠から好スタートを決め、スムーズに3番手を確保。きっちりと折り合い4角から徐々に気合をつけられると、しぶとく脚を伸ばし、残り200メートルすぎで先頭へ。ゴール前でエイユーキュートに迫られるも、首の上げ下げで鼻差しのいだ。

藤岡佑騎手は「前向きで真面目ですね。先頭に立った時にだいぶ物見をして浮き上がる感じになりましたが、迫られると伸び返していましたし、余力がありましたね。厩舎の方ももう少し(馬体が)ふくらんできたら(体重406キロ)と話していましたが、能力はあると思います」と手応えを口にした。