ロマンチックウォリアー(セン5、C・シャム)が連覇を飾った。道中は4番手。少ないスペースを奪い合う直線の接戦をものにした。

昨年はラスト200メートル付近で抜け出す完勝。今年は2着馬ルクセンブルクに並びかけられ、首の上げ下げとなる際どい決着で勝負強さを発揮した。香港ダービー、香港QE2世C連覇、そして今回の連覇達成。豪G1コックスプレート優勝からの凱旋Vは、改めて香港中距離界最強を示すパフォーマンスだった。

マクドナルド騎手は「彼こそベストホースです。世界でもっともタフな馬だと思います。オーストラリアでビッグレースを勝ってすぐここですから」とパートナーをたたえた。

2頭の間に最後までしぶとく食い下がった3着ヒシイグアスが日本馬最先着だった。

馬連(1)(2)570円、馬単(2)(1)740円、3連複(1)(2)(5)3490円、3連単(2)(1)(5)1万450円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)