良血馬の2番人気ミラビリスマジック(牝、国枝、父キズナ)がデビュー勝ちを収めた。勝ち時計は1分36秒0。

五分のスタートから好位につけると、内めをうまく立ち回る。残り100メートルほどでエンジンに火がつくと一気の伸び脚で逃げ粘るホークレアを捉え1馬身離した。

半姉マジックキャッスル、半兄ソーヴァリアントと重賞馬が並ぶ血筋。鞍上の田辺騎手は「いいものを持っていますね。まだ攻めを積んでいないので完成度はまだまだですが、楽しみな部分が大きいです」と評価。

国枝師は「味のある勝ち方だったね。牝馬なので桜花賞路線になると思う」と来年の牝馬クラシック路線を見据えた。