武豊騎手(54)が騎乗したドウデュース(牡4、友道)が、昨年のダービー以来となるG1・3勝目を手にした。勝ち時計は2分30秒9。

JRAはレース後にユーチューブの公式チャンネルで有馬記念のジョッキーカメラ映像を公開した。

武豊騎手が装着したカメラの映像では、道中でヒートオンビートの後ろにつけて、2周目3コーナーから進出すると、3、4コーナーの中間地点で逃げるタイトルホルダーを視界にとらえ、直線でかわしていくシーンが映されている。

ゴール後は、武豊騎手がドウデュースに「よーし、よくやった! ありがとう」と感謝の声をかけるシーンも。他の騎手から続々と祝福の声を浴び、2着スターズオンアースに騎乗したルメール騎手から「素晴らしい」と声を掛けられると「ありがとう」と答えていた。

検量室前に戻ると、友道師や担当の前川助手の姿も映り、武豊騎手が「すごいわ、この馬。よく我慢した。感謝しかない。ありがとうな、ほんま」と関係者に感謝する様子も描かれていた。

動画の最後には「もう1回行こう。フランス行こう」と、昨年19着に敗れた凱旋門賞再戦へ意欲を示すような武豊騎手の言葉も入っていた。