28日最終レース終了後、中山競馬場のパドックで31日付で引退する田中勝春騎手(52)の引退式が行われた。パドックを埋め尽くすほどのファンが居残り、別れを惜しんだ。来年から調教師に転身する。

▽田中勝騎手 こんな年末の忙しい時に寒い中、こんなに大勢の方々が待ってくれて本当にありがとうございます。また、自分勝手に28日に引退表明をしたばかりにJRA中山競馬場職員の皆さんにはお忙しい思いをさせて本当に感謝しています。少年時代は牧場の方々と馬に育てられ、騎手になってからはファンと厩舎の方々にあーだこーだと言われながら育てられ、社会人として馬主の方々、マスコミ関係者、JRAの方々に育てられました。こんなに立派に育ててくれてとは言えませんが(笑い)、立派に育ててくれてありがとうございました。本日このような形で引退します。僕も来年からは調教師をやらせていただきます。つらいと思いますけど頑張ります。これからも皆さんに喜んでもらえるような馬を育てて期待を裏切らない馬をこれからも育てていきたいと思います。本当にありがとうございました。

この日は中山で6鞍に騎乗。1、2Rを連勝してファンから大きな拍手が起きた。12Rのブランデーロックが現役最後の騎乗となり14着だった。JRA通算2万657戦1812勝、同重賞51勝でステッキを置いた。