4番人気のイスラボニータ産駒ルカランフィースト(牡、鹿戸)が大外から突き抜けて2勝目を手にした。不良馬場で勝ちタイムは1分52秒1。

道中は馬の気に合わせて後方待機。4角では最後方11番手だったが、直線で大外に持ち出すと目の覚めるような末脚を繰り出して差し切った。

横山武史騎手は「前走を見ても道悪はあまり得意という感じはなく、実際に追走も大変そうでした。ただ最後外に出すと、すごい脚でびっくりしました。まだ緩さがあり、古馬になってもっと良くなりそうですが、成長が楽しみです」と、今後の伸びしろに期待した。

鹿戸雄一師は「体調が良かったし、前回はゲートで失敗したからね。リズム良く走れていたし、スムーズな競馬ができました」と、前走京都2歳S13着の鬱憤(うっぷん)を晴らす勝利を喜んだ。

来週中にも放牧に出て、馬の様子を見ながらトライアルレースを視野に入れる見通し。