リオンディーズ産駒の2番人気ロジリオン(牡、古賀)が制した。勝ち時計は1分20秒9。スタート後は中団ラチ沿いで脚をためた。直線で外へ出すと末脚を伸ばし、内から盛り返した2着オーキッドロマンスを頭差退けた。

3カ月ぶりの一戦で馬体重は14キロ増。三浦皇成騎手は「体が増えて久々で、2人引きでイライラしていたところもありました。それでも返し馬が終わると落ち着いて、最後はソラを使う余裕がありました。距離が延びても大丈夫です」と評価した。

京王杯2歳S2着の力を示し、古賀慎明師は「しまいではじけてくれました。何より賞金を加算できたことが一番大きいね」と、ほっとした表情を見せた。

今後はNHKマイルC(G1、芝1600メートル、5月5日=東京)を目標にローテを組む予定。