ジャングルポケット産駒の最終世代、ポッドデオ(牡、畠山)が大舞台につながる大きな2勝目を手にした。勝ちタイムは1分35秒7。

キング騎手がうまくなだめながら道中は中団を追走。直線手応え十分に満を持して外に持ち出すと、堂々と抜け出し、ゴール前迫る2着のソニックラインを首差振り切った。前走に続きコンビを組んだキング騎手は「前走より返し馬を含めて落ち着きがありました。レースも前走よりペースが流れて、行きっぷりが良かったですが我慢してくれて、スペースができたらいい脚を見せてくれました。リベンジできて良かったです」と前走2着惜敗の悔しさを晴らす勝利をかみしめた。

畠山師も待望の2勝目を喜んだ。「メンバーもそろった中だったし抜け出す脚は速かったですね。勝てて良かったです。マイル、千八は守備範囲。路線も含めて検討し、今後は重賞レースに向かうことになると思います」と師は今後を見据えていた。