単勝11番人気のペプチドナイル(牡6、武英)が直線早め先頭から押し切って、G1初勝利を飾った。勝ちタイムは1分35秒7。

ペプチドナイルを生産した杵臼牧場は、テイエムオペラオー以来のG1馬誕生となった。

鎌田正信共同代表(44)は「オペラオーが走っていたときは私はまだ学生で、家業を継ぐことも決めていなかった。オペラオーの走りを見て、家業を継ごうと背中を押してもらったんです。昨年から共同代表に就任しましたし、これまでやってきた努力が報われました。感慨深いです。(一昨年のホープフルSでトップナイフが2着)あれが悔しかったのを今でも覚えています。G1を勝ててうれしいです。なんか、まだ現実感がない感じです」と話した。

母クイーンオリーブには父レイデオロの半妹(牝3)、1歳には半弟(父シニスターミニスター、沼川オーナーが所有の見通し)がおり、現在はドレフォンの子を受胎している。