【リヤド(サウジアラビア)=木南友輔】サウジアラビア建国年にちなんだ距離で行われる1351ターフスプリント(G2、芝1351メートル、24日=キングアブドゥルアジーズ)には日本から4頭が参戦する。

アグリ(牡5、安田隆)はロードカナロアの香港スプリント連覇、ダノンスマッシュの香港スプリント父子制覇や、11年ドバイワールドCで日本馬ワンツーを決めたトランセンド(2着)など海外で結果を出し続けてきた安田隆厩舎の最後の海外遠征になる。

21日朝はルメール騎手がダートコースの追い切りにまたがった。「走り方が良かったです。呼吸がまだちょっと大きかったので、この追い切りが終わって、これからコンディションが良くなってくると思います」と鞍上。初コンビを組んだ2走前の阪神Cは差のない3着に好走しており、レースへ向けては「ちょうどいい距離だと思います。1200メートルは忙しい。この馬はいい瞬発力を持っているので、スムーズなら最後はいい脚があります。G2、G3レベルではいつもいいレースをしているので、チャンスがあると思う」と意気込みを語った。