超良血馬シュガークン(牡、清水久、父ドゥラメンテ)が武豊騎手に導かれ、単勝1・9倍の圧倒的支持に応えて初勝利を挙げた。

道中は好位の外めを追走し、4コーナーで徐々に進出を開始。前を射程圏に入れると、直線ではあっさりと抜け出し、2着サラトガチップスに1馬身4分の1差をつけて押し切った。勝ち時計は2分2秒8。新馬戦2着から2戦目できっちり前進した。

兄の主戦でもあった武豊騎手は「2戦目で馬が良くなっていました。距離も延びて、競馬もしやすかったです。かなり能力がありそうですね。最後まで余裕がありました」と笑顔で語った。

半兄キタサンブラックは16年ジャパンC、17年有馬記念などG1・7勝を挙げ、16、17年と2年連続で年度代表馬に輝いた名馬。弟にも明るい未来が待っていそうだ。