23日に56歳になったばかりの横山典弘騎手が騎乗した7番人気マテンロウスカイ(せん5、松永幹)が4度目のJRA重賞挑戦で待望のタイトルをつかんだ。

好位3番手を進み、直線で逃げるドーブネをかわし、2馬身差をつけた。勝ち時計は1分48秒1。

横山典騎手は今年1月14日、55歳10カ月23日で京成杯(ダノンデサイル)を勝ち、JRA最年長重賞勝利記録を更新。今回の1勝で56歳3日として、自身の記録を再び塗り替えた。

鞍上は「本当うれしいですね。枠入って、ある程度展開も読みましたから狙った通りのポジションに入れて、上手に走ってくれました。あんまり切れるというタイプじゃないので、直線向いたらすぐゴーサインという感じだったのですけれど、よく動いてくれましたね」と振り返った。

同騎手は中山記念6勝として、自身が持つ同レースの歴代最多勝利記録も更新。“中山記念男”健在を示した。

2着に10番人気ドーブネが逃げ粘り、3着に22年の皐月賞馬で4番人気ジオグリフが入った。

1番人気ソールオリエンスは4着、2番人気エルトンバローズは7着に敗れた。

馬連(7)(8)1万7350円、馬単(8)(7)3万3850円、3連複(4)(7)(8)7万2980円、3連単(8)(7)(4)54万2050円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)