昨年の阪神Cを制したウインマーベル(牡5、深山)が、1番人気に応えて阪神芝1400メートルの重賞2連勝を飾った。通算では重賞3勝目。今後は3月24日中京の高松宮記念(G1、芝1200メートル)が有力な選択肢となる。

最後の直線、逃げ粘りをはかるアサカラキングをジワジワと追い詰め、鼻差だけ前へ出たところがゴール板だった。松山騎手は「すごい接戦だったけど勝ち切ってくれた。馬に感謝したい」と、そのファイトをたたえた。

レースを見守った深山師は「以前に比べて地力がついた。おっとりとしたところがあったけど、前向きさが出てきた」と評価する。今後、6ハロン戦のG1を戦う上では大きな進歩だろう。積極性が出た今なら、昨秋スプリンターズS(6着)のように出遅れるリスクは低い。今やスプリント王候補の1頭とみて良さそうだ。【岡本光男】

◆ウインマーベル▽父 アイルハヴアナザー▽母 コスモマーベラス(フジキセキ)▽牡5▽馬主 (株)ウイン▽調教師 深山雅史(美浦)▽生産者 コスモヴューファーム(北海道新冠町)▽戦績 21戦6勝▽総獲得賞金 3億2240万5000円▽主な勝ち鞍 22年葵S(G3)、23年阪神C(G2)▽馬名の由来 冠名+驚くべきこと