24日の小倉3Rで落馬負傷した佐々木大輔騎手(20=菊川)は肺気胸の疑いがあるため、27日午後に精密検査を受け、胸椎骨折と診断されたことが分かった。師匠の菊川正達師が明らかにした。師はこの日の朝の時点では、大きなけがには至らないとの見通しを立てていた。

同騎手は24日の小倉5R以降、25日に小倉で予定していた騎乗馬はすべて乗り替わりとなった。JRAからは胸部の負傷と発表されていた。

27日火曜朝には小倉競馬場での調教にも騎乗し、早期復帰が視野に入っていたが、戦線離脱を余儀なくされそうだ。

菊川師は「痛みがなかったので、検査の結果には本人もショックを受けています。今朝も調教に乗って本人も早く復帰するつもりでいましたが、2~3カ月程度はかかりそうです」とけがの具合を説明した。