皐月賞トライアルのスプリングS(G2、芝1800メートル、17日=中山、3着まで優先出走権)の最終追いで、新馬→ひいらぎ賞と連勝中のシックスペンス(牡、国枝)が美浦坂路で豪快に動いた。

エリカリーシャン(3歳1勝クラス)との最終追いは4ハロン52秒7-12秒3。この日の重馬場で53秒を切り、なおかつラストを12秒台前半でまとめたのは同馬を含めて2頭だけ。1週前にウッドの自己ベストを更新。この日は脚力アップを感じさせた。

国枝師は「予定通り、完璧。先週、ウッドでしっかりやったのでこれで十分。馬体重も火曜の時点で492キロ。体重も大きく変わらないかな」。3カ月ぶりの実戦へ仕上がりは上々だ。