ソールオリエンスで皐月賞を制してガッツポーズを決める横山武騎手(左から4頭目)。同2頭目は2着タスティエーラ(撮影・丹羽敏通)=2023年4月16日、中山競馬場
ソールオリエンスで皐月賞を制してガッツポーズを決める横山武騎手(左から4頭目)。同2頭目は2着タスティエーラ(撮影・丹羽敏通)=2023年4月16日、中山競馬場

■皐月賞の見どころ

14日は牡馬クラシック第1弾の皐月賞(G1、芝2000メートル=中山)が行われる。


今年も好メンバーがそろったが、中でも牝馬のレガレイラ(木村)が話題を集めるだろう。ホープフルSは強烈な末脚で差し切り、牝馬で史上初の2歳混合G1制覇となった。前走で中山芝2000メートルを経験しており、ここも当然楽しみは大きい。


相手筆頭は牡馬の2歳王者ジャンタルマンタル(高野)。完成度が高く、デビューから無敗で朝日杯FSを快勝した。前走の共同通信杯はスローに泣いての2着。初の2000メートルが鍵だが、レースセンスの良さを武器にクラシック制覇を狙う。


無傷で皐月賞制覇を狙うのはジャスティンミラノ(牡、友道)。前走の共同通信杯はデビュー2戦目ながらG1ホースを負かして押し切った。素質が高く、ここもチャンスは十分ある。


ビザンチンドリーム(牡、坂口)も2戦2勝で挑む。新馬戦、きさらぎ賞ともに豪脚を披露して勝利。ここも末脚が生きる競馬になれば上位争いになる。


つばき賞と毎日杯を連勝してきたのがメイショウタバル(牡、石橋)。前走は逃げて直線もメンバー最速の上がりをマークし、6馬身差で圧勝と強い内容だった。2000メートルも守備範囲で、展開ひとつで一発十分だろう。


コスモキュランダ(牡、加藤士)は弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇を決めた。長くいい脚を使える馬で、ここも立ち回り次第では面白い。


良血馬のシンエンペラー(牡、矢作)は京都2歳Sを勝ち、ホープフルS2着、弥生賞2着と常に上位争いしてきた。血統的にも大舞台での活躍に期待がかかる。


その他、京成杯を制したダノンデサイル(牡、安田翔)、若葉Sを勝ったミスタージーティー(牡、矢作)、すみれSを快勝したサンライズアース(牡、石坂)など、素質馬がそろう。


■予想コラム

コンピ分析 注目レースをコンピで読み解く!

30年以上の歴史がある日刊コンピ指数。コンピ大好きなあなたのためにコンピ名人・細井厚志が過去のコンピ指数から勝ち馬、当たり馬券に近づくデータを公開します。

ここをクリック>>