朝日杯FS勝ち馬ジャンタルマンタル（牡、高野）が3着に粘り込んだ。好位で折り合い、直線で早めに抜け出しを図った。坂を上りきって、残り50メートルまで先頭を保ったが、外から脚を伸ばした2頭に捉えられた。

川田騎手は「全力でトライして素晴らしいといえるレースをしてくれたと思いますし、最後の1ハロンは完全に止まりましたけども、気持ちで最後まで走り抜いてくれたので、最優秀2歳牡馬を取ったこの馬として素晴らしい走りをしてくれたと思います」と語った。

高野師は「この馬の力は出し切れた。ポジショニング、リズム、直線の脚。全て悔いなし。今後は馬の経過を見て、NHKマイルCかダービーか相談します」と評価した。