雨予報で伏兵にチャンス到来か-。香港ジョッキークラブは22日、公式ニュースでクイーンエリザベス2世C(G1、芝2000メートル、28日=シャティン)に出走するニンブルニンバス(セン6、P・イウ)を紹介。そのなかで、「チャンピオンズデー当日の日曜を含め、今週はずっとにわか雨や雷雨が予想されています」と現地の天気予報を伝えている。

ニンブルニンバスはニュージーランド生まれのセイクリッドフォールス産駒。G1初挑戦だった昨年12月の香港カップは7着に敗れたが、3走前のG3センテナリーヴァーズで重賞初制覇を果たし、着実に力をつけてきた。2走前の香港ゴールドCはロマンチックウィリアーの3着。前走はマイルのチェアマンズトロフィーで0秒4差4着に善戦している。同馬を管理するイウ師は「雨は間違いなく有利になるだろう。彼がハッピーバレー競馬場のレース(22年5月)で大きな差(5馬身差)をつけて勝ったときは雨が降っていたから」と雨予報を歓迎する姿勢だ。