23日中山競馬場では、第20回ブリーズアップセールが行われている。

前日の騎乗供覧でラスト2ハロン22秒7の1番時計をマークしたアドマイヤラックの22(牝、父ノーブルミッション)は、1450万円(税抜き)で落札された。新種牡馬の父は英チャンピオンSなどG13勝し、全兄には怪物フランケルを持つ。

競り落としたのは米山晴敏氏。美浦の鈴木伸尋厩舎に入厩予定。これが個人所有する初めての馬になるという米山オーナーは「鈴木先生からもアドバイスをいただき、宮崎の育成牧場で見た時もいいなと思っていました。タイムが一番良かったのが決め手になりました。これまで一口は持っていましたが、1頭を所有するのは初めて。まずは無事にデビューして、できれば息長く活躍してほしいですね」と願いを込めた。