かしわ記念(Jpn1、ダート1600メートル、5月1日=船橋)に向け、昨年の南関東3冠を無敗で制したミックファイア(牡4、渡辺和)が27日、大井競馬場の本馬場で最終追い切りを行った。

笹川騎手(レースは吉原騎手)が騎乗して併せ馬。5ハロンで8馬身ほど先行していた重賞5勝のセイカメテオポリス(牡6、渡辺和)を追いかけ、3ハロン過ぎで外に並ぶと、直線は強めに追われて併入した。

渡辺和師は「予定通りのいい追い切り。セイカメテオポリスのおかげでいい負荷がかかりました。前走は外傷で1週前を自重。今回は最後にグンと攻められた。だいぶいい状態でいけそうです」と好感触だった。2走前の東京大賞典8着で無敗の連勝が途切れたが、前走のフェブラリーSは0秒8差7着。古馬3戦目での巻き返しに意欲を見せる。