水曜の栗東は、追い切りを見て→取材しての繰り返しです。
この中間、ずっと気になっていたのがメイショウタバル。皐月賞の追い切りではかなり引っかかっていましたが、この日は折り合いがついてスムーズでした。石橋師も「今回は中5週とゆったりしていて、調教しやすかった。調教過程は前走よりいいね」とうなずきます。
石橋師は、騎手時代の06年にメイショウサムソンでダービーを制覇。ちなみに、ダービージョッキーの現役調教師は7人(他に加藤和師、根本師、河内師、角田師、四位師、福永師)いますが、その中でダービーに出走させるのは、石橋師のタバルが初めてです。
「ダービーに出すのって、それくらいすごいこと。調教の過程を知っているから、乗り役の時とは気持ちが違うね。“メイショウさん”の馬で出られるのも縁がある。まずは無事にゲートを出てほしい」
師がそう話してくれているなか、目の前にいるタバルは追い切り後のご飯を助手さんに催促して鳴いていました(笑い)。追い切り後も元気いっぱいで何よりです。(つづく)【下村琴葉】

