2番人気のセラフィックコール(牡5、寺島)がゴール前差し切りを決め、このレース連覇を飾った。
縦長の隊列になる中、序盤は前から離れた5番手。2周目3角を前にM・デムーロ騎手(46)が前へ促し、4角にかけてじわじわ差を縮めていく。直線は先に抜け出したグランブリッジとの争い。鞍上の右ステッキに応えて並びかけ、最後に首差、前に出た。
コンビを組んだのは23年12月のチャンピオンズC(10着)以来、5戦ぶり。前と少し差のあるポジションにも、「この馬の気持ちが一番大事だから」と殊勲の鞍上は振り返る。「ズブさも見せたけど、まだ脚があると信じて。直線に向くと頑張る馬だから-」。過去3回手綱を取り、把握していた個性を生かし切った。
寺島良師(43)は「3~4角で反応してくれたのを見て、いい勝負になるかなと。最近はうまく立ち回れていなかったので、最後いい脚を使ってくれて良かったです」と安堵(あんど)の表情。次走は馬の状態を見て決められるようだ。【渡辺嘉朗】
■セラフィックコール ▽父 ヘニーヒューズ▽母 シャンドランジュ(マンハッタンカフェ)▽牡5▽馬主 (有)キャロットファーム▽調教師 寺島良(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 11戦7勝(うち中央7戦5勝)▽総獲得賞金 1億8418万8000円(うち中央8918万8000円)▽主な勝ち鞍 23年みやこS(G3)、24年ダイオライト記念(Jpn2)▽馬名の由来 熾天使(してんし)の宣言。母名より連想
馬連(11)(13)1000円、馬単(13)(11)1620円、3連複(6)(11)(13)2340円、3連単(13)(11)(6)7050円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

