昨年のダービージョッキー横山典弘騎手に導かれ、3番人気レディネス(牡、昆)が、メンバー中上がり33秒2の瞬発力を繰り出しダービーへの最終切符をつかんだ。勝ちタイムは1分59秒3。鮮やかな差し切り勝ちを決めたデビューVの東京の舞台に戻り、弥生賞8着から見事に巻き返した。

最内から馬群を縫いながらレディネスがどんどん前との差を縮める。鞍上のステッキに応え、ゴール直前間を割って抜け出した。見守った昆師は「(前走)中山の(荒れた)馬場はあの子には早かった感じですね。良馬場ならこれくらい走れると思っていた」と期待通りの走りに目を細めた。 今後は馬の様子を見ながらダービー出走を視野に入れる。「使ってからもいい方に変化しているし、ここで権利を取るんだから能力的にはかなりあるんだろう。オーナーの夢でもあるし前向きに考えたい」。自慢の豪脚を武器に、王道組を脅かす存在となる。