7日(水曜)付の日刊スポーツの1面、メインの見出しは「嵐」でした。ビッグニュース。今週の一番大きな話題は嵐の解散ツアーだったかもしれません。

同じ7日朝、ケンタッキーダービーに遠征した日本馬2頭が無事に帰国しました。大変な泥んこ馬場、田んぼ馬場の中、戦ってきた2頭と関係者の皆さんの健闘をたたえたいです。彼らの挑戦があったことで、今年のケンタッキーダービーもJRAの馬券発売が行われました。テレビ中継があって、みんなで米国スポーツ界で「偉大な2分間」と称される一戦を楽しむことができました。画面越しでも「マイオールドケンタッキーホーム」を聞いて、身震いしました。

今年のケンタッキーダービーは激しい嵐の中の競馬。先週末の海外の競馬を振り返ると、今年も世界の競馬界に「嵐の猫」が吹き荒れているな、大暴れしているなあ、と感じずにはいられません。

昨年6月に「【デスク便り】世界のダービー&競馬界に吹き荒れた『嵐の猫』」を書き、ケンタッキーダービー(ミスティックダン)、英ダービー(シティオブトロイ)、仏ダービー(ルックドゥヴェガ)をすべて「父系ストームキャット」の馬が勝ったことに触れました。

先週のケンタッキーダービーはストームキャット系イントゥミスチーフ産駒のソヴリンティが勝利を挙げ、英国ではクラシックの1冠目、2000ギニーを同じくストームキャット系のジャスティファイ産駒ルーリングコートが勝ちました。

日本はこれまでのところ、クラシックの舞台でストームキャット系の活躍は目立っていませんが…。NHKマイルC出走馬の血統表を見ると、父系では目立たなくても、ロードカナロアやキズナ、リアルスティールなど、大種牡馬ストームキャットの血を持つ種牡馬の存在感は大きくなっています。

今年、ケンタッキーダービーの主催者がプレス向けにリリースした写真の中にチャーチルダウンズ競馬場の馬房の中でたたずむ猫の写真がありました。「猫?」。今年のケンタッキーダービーもストームキャット系種牡馬の産駒が勝つという暗示だったのかも…(そんなわけない)。

今日、明日の日本列島は傘マーク。明日は東海、関東で激しい雨が降り、警報級の大雨となる可能性も伝えられています。まずは身の安全を。そして、人馬、関係者の安全も願いながら、競馬を楽しみたいと思います。

【競馬デスク@築地】