春のグランプリ、第66回宝塚記念(G1、芝2200メートル、15日=阪神)の枠順が12日、確定した。
2年目の高杉吏麒騎手(19=藤岡)がプラダリア(牡6、池添)でJRA・G1初騎乗を迎える。相棒とは2週前、1週前と追い切りでコンタクト。4日にはCウッドを6ハロン80秒8-11秒5の好時計で駆け抜けた。「乗りやすい、いい馬です」と感触を伝え、初の大舞台には「当日はちょっと緊張するかもしれません」とほほ笑む。
昨年3月にはデビュー2週目で金鯱賞に騎乗(ワイドエンペラー=6着)。デビュー戦と並んで、過去一番緊張したレースだという。「雰囲気にのまれてドキドキしました。今は慣れたのもありますけど、緊張するより考える時間の方が多いです」。ルーキーイヤーはJRA48勝、今年はすでに25勝と着実に勝ち星を重ねてきた。経験は実になり、糧となる。
先週は、同期の吉村誠之助騎手が安田記念で2着(ガイアフォース)に健闘した。「『同期だから』と言われますけど、みんなジョッキーですから」ときっぱり。同期も先輩も関係なく同じライバルの1人だ。春を締める大舞台でも自分の競馬をするだけだ。【下村琴葉】

