国内最大の競走馬セリ、「セレクトセール2025」が14、15日の2日間、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われる。初日は1歳部門。2日目の当歳部門には最強馬イクイノックスの初年度産駒が登場する。国内外のバイヤーが注目する世界トップクラスの市場だ。
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セレクトセールは98年にスタート。翌99年から05年までは当歳馬のみのセールだったが、06年から1歳馬のセリが復活した。これまでのセレクトセールの歴史を振り返ると、最も消費が冷え込んでいたのは今から15年前の2010年だ。
2010年の落札馬の総額は06年以降で最も低い64億9610万円。前年(09年)が76億1260万円で、翌年(11年)は91億7320万円。この2010年で底を打ち、セレクトセールの売り上げはその後、ほぼ右肩上がりとなっている。
10年は1億円を超える落札額だった馬が、わずか2頭だった。アコースティクスの10(牡、父ネオユニヴァース、馬名トーセンパワフル)が1億1200万円、フェスタデルドンナの10(牡、父ゼンノロブロイ、馬名エスオンマイチェス)が1億500万円で落札された。それに対し、昨年(24年)は億超えの落札馬が64頭も誕生している。
昨年の落札馬の総額は289億1800万円(税抜き)。今年は昨年以上の数字が出るのか、300億円に近づくのか、注目される。

