G1・9勝アーモンドアイの2番子プロメサアルムンド(牡2、国枝、父モーリス)が初陣を迎える。

母の主戦を務めたルメール騎手を背に、3日の新潟芝1600メートルでデビュー予定。29日には美浦坂路で調整した。30日の追い切りではルメール騎手がまたがり感触を確かめる。

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見栄えする栗毛の馬体に上質な雰囲気が漂う。G1・9勝の名牝アーモンドアイを母に持つプロメサアルムンド。G1・6勝の父モーリスからはスピードとパワーを受け継いだ。最終追い切りを前に国枝師は「順調にきている。カイバも食べているし、元気だよ。暑くても文句言わないし」と冗談を交えながら目を細める。

最新の馬体重は約490キロ。29日は美浦ダートから坂路に入って調整し、跳びの大きなフォームで登坂した。師は「お母さんと違って、ストライドが大きい」と表現。「地面をかくようなフォーム」だったアーモンドアイとは異なる走法としたうえで、「いろいろな走り方があるからね。問題ない」とうなずく。30日の追い切りにはルメール騎手が初めてコンタクトを取る。「あとはルメさんがどう評価するか」と楽しみな口ぶりだった。

母と同じく、8月最初の日曜に新潟で初陣を迎える。アーモンドアイの新馬戦は芝1400メートルだったが、プロメサアルムンドには1ハロン長い芝1600メートル戦が用意された。「切れるというよりも、スピードで押し切るイメージ。ギアを変えずにぐいぐい押していく感じ。長いところも大丈夫そう」と師は描く。

現役最多となるJRA1107勝の名トレーナーも、来春で定年となる。この馬とともにクラシックを迎えることはできないが、「ホープフルSでも朝日杯でもいいから、G1に行きたいね」。デビュー前から、期待は大きく膨らんでいる。【奥岡幹浩】

○…アーモンドアイの初子アロンズロッド(牡3、国枝)は今年2月の東京で初勝利を挙げた。クラシック戦線も期待されたが、同月に骨折が判明した。現在は復帰に向けてノーザンファーム早来で調整が進められている。