ここ数カ月、思うところがあり、体の各器官を徹底的に検査しました。上部消化管(食道、胃、十二指腸)と下部消化管(直腸から盲腸までの大腸全体)の内視鏡検査を各2回、泌尿器エコー、腹部骨盤CT(写真)、腹部超音波検査、脳のMRI検査、それに各種血液検査に尿検査、視野検査(緑内障を治療中)、さらに全身の腫瘍(しゅよう)を画像化するPET-CT検査…。その際、何より重要なのは病院、クリニック、医師選びです。
競馬の媒体&予想者と同様、医療機関&医師の良し悪しもピンキリ。7年前に大腸がんで内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)をした際は、1000人に1~2人の確率と言われる手術中の穿孔(せんこう=大腸の壁に穴が開くこと)に見舞われ、あまりの激痛に跳び起きました。実績のある某大学病院でしたが、手術の担当医に恵まれなかったと分析しています(笑い)。
そして、医療機関や医師をチェックする上で肝(きも)となるのは「質」と「相性」。例えば大腸内視鏡検査なら医療機関の実績(検査件数、腫瘍発見率)や医師の経歴・経験年数といった専門性と、信頼に足るかどうか(専門性が怪しい自称専門家はどの世界にもいます)の見極めです。
私は仕事で医師や弁護士、社労士といった専門家を取材する機会が多いのですが、「この医者(弁護士)は大丈夫かな」と不安を覚えることも少なくありません。実際、医療の質によって疾病の発見率は大きく左右され、仮に医療の質が良くても医師との相性が悪ければ、とても命を預けることはできません。質と相性は競馬記者にも言えること。“専門家”という肩書に安心せず、厳しい目で医師や競馬記者を厳選してくださいね。大切な命と現金がかかっていますから。
さあ、いよいよ春競馬の真打ち、オークス&ダービーの到来です。私が競馬予想で絶対の信頼を置くのは、日刊スポーツ在籍時、舎弟ながら上司だった元本紙Tと武闘派の後輩・木南友輔。彼らは取材姿勢、勝負勘、人間性ともにピンキリのピン(最上級)の方で、本物です! オークスは両者の本命馬の単勝に有り金勝負。もし負けたら? 舎弟の方から麻雀で“回収”します(笑い)。



