2025ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の初日2鞍が23日に札幌競馬場で行われ、WAS選抜のトール・ハマーハンセン騎手(25=ドイツ)が2戦合計42点を獲得し、単独首位の好発進を決めた。第1戦で9番人気のテラステラを4着に導くと、11R・WASJ第2戦(3勝クラス、芝2000メートル)を9番人気の伏兵パトリックハンサム(牡6、柄崎)で勝利した。

ハマーハンセン騎手はこれが記念すべきJRA初勝利。検量室前で「ありがとう」と笑顔を見せ、ウイナーズサークルの表彰式では、ルメール騎手から記念品を受け取り、ガッチリと握手した。「とても仲良くさせてもらっているルメール騎手に記念品まで贈呈してもらい、うれしい。日本に来られてとても幸せです」と感謝を口にした。

WASJ初出場での初優勝へ、日曜は10Rベルギューン、12Rルクスドヌーヴに騎乗する。「今日は1戦目で4着、2戦目で勝つことができた。このいい調子を続けて見せられるように頑張ります」と意気込んでいた。

■坂井瑠星2位

WASJ第1戦(2勝クラス、芝1200メートル)は、JRA選抜の坂井騎手が3番人気ハートホイップ(牝6、蛯名利)を勝利に導いた。抜群のスタートから道中2番手で運ぶと、直線で力強く抜け出し、ゴンサルベス騎手騎乗の2着マルプリを首差で抑えた。3回目のWASJ参戦で初勝利を挙げた鞍上は「スタートは速かったですし、道中も乗りやすかったです。しまいもしっかり反応してくれました」と振り返った。第2戦のアスクオンディープ(14着)で1点を加算し、計31点の単独2位で初日を終えた。

■ゴンサルベス3位

WAS選抜のゴンサルベス騎手が2、6着の計28点で3位につけた。第1戦で6番人気と人気薄だったマルプリを2着に導き、得点加算に成功した。ゴンサルベス騎手は「理想的なレースができました。最後は勝てたと思ったのですが、届かなくて残念です」と唇をかんだ。ただ、きょう日曜の第4戦にグループAの騎乗馬を残しており、逆転優勝も射程圏内。初出場、初優勝に期待がかかる。