クイジサーナ(牝5、F・グラファール)が好位3、4番手から直線で抜け出し、G1初制覇を果たした。鞍上はクリストフ・スミヨンで勝ちタイムは2分5秒73。1馬身4分の3差2着には昨年の仏オークス2着馬で、前走プリティーポリーSでワール、カルパナに次ぐ3着だったシュルヴィーが入った。英国から参戦した1番人気、ゴドルフィンのシンデレラズドリームは4着に敗れた。

勝ったクイジサーナはこれがG1初挑戦初制覇。体質が弱く、3歳時に2戦2勝、4歳だった昨年は3戦1勝という戦績。今シーズンは条件戦、ペピニエール賞(リステッド競走)に続き、これで3戦無敗となり、本格化を果たした。凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)の登録はなかったが、今年からジャンロマネ賞の勝ち馬には優先出走権が与えられるため、陣営は出走に前向きな姿勢を見せている。

レーシングポスト電子版は管理するグラファール師のコメントを紹介。グラファール師は「(凱旋門賞と同日の牝馬限定G1)オペラ賞には登録していましたが、凱旋門賞には登録していませんでした。(優先出走権獲得は)素晴らしいニュースです。オーナーと話し合いをしますが、私の他の馬(カランダガンとゴリアット)には(セン馬で)出走資格がないのですから、クイジサーナを出走させない理由はないですね」とコメントしている。

クイジサーナは父がルアーヴル、母の父がシーザスターズ、母の半兄にカドラン賞覇者ミルエミルという血統。母の半妹に犬塚悠治郎オーナーがフランスで所有しているサクラチャンがいる。