日本から参戦したビザンチンドリーム(牡4、坂口)が、海外重賞2勝目を挙げた。

伸び上がるようなスタートで後方から運ぶ形になったが、オイシン・マーフィー騎手(30)は慌てず脚をためる。直線では進路をうかがいながら、前が開くと鋭く加速。昨年の凱旋門賞4着馬でG1・3勝馬ソジー(牡4)をかわして、先頭でゴールした。

マーフィー騎手は「いい展開になりましたね。日本は素晴らしい国だし、ファンも素晴らしいし、世界で一番の場所だと思っている。僕を乗せてくれて、サポートもしてくれて、関係者に感謝しています」と語った。

日本調教馬のフォワ賞制覇は99年エルコンドルパサー、12、13年オルフェーヴル、21年ディープボンドに続く史上4頭目(5度目)となった。

ビザンチンドリームは、今年は1月のAJCC6着後、2月のサウジアラビア・レッドシーターフH(G2)でマーフィー騎手の手綱で海外初勝利を挙げ、帰国初戦の天皇賞・春でも2着に奮闘。今回は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)の前哨戦として参戦。本番へ向けて、大きな手応えをつかんだ。