天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、11月2日=東京)にタスティエーラ(牡5、堀)を送り出す堀宣行調教師(57)が29日、共同会見に出席した。

一問一答は以下の通り。

-前走は香港でのクイーンエリザベス2世CでG1勝利

前哨戦を挟まずに直接香港に行くということで、結果的に春1走になりましたし、また昨年の暮れに1回香港を経験して2度目の香港ということで、しっかりとこの馬の持っている能力を出して、見せることができたなと思います。

-前走後は

香港から帰国後は疲れの見極めと、特に競走馬として何年も何走もしていますし、勤続的な疲労を1回オーバーホールしたいというところと、それから近年夏は非常に暑いので、その暑い時期を避けて始動させたいということで、この天皇賞・秋を選びました。

-当週追い切りの評価、コンディションは

今回は帰厩時、この馬としてはかなり過去一番に馬体が増えていました。535キロで、息づかいも荒くてちょっと乗り込みが足りないな、という印象でした。そこから毎週少しずつ負荷をかけて乗り込んできましたけど、少し重めが残りそうだなという状況の中で調整をしています。先週までの追い切り、状態を受けて今週は当該週ですけど少ししっかりと、ということで行いました。動きとしてはこの馬の一番いい時に比べればちょっとしまいの特に400メートル、直線に入ってからが自分から行くような感じではないですし、少しシャープさが足りないなという印象です。あと息づかいは1週前の段階で少し重かったので、今週はしっかりと負荷をかけたかったんですけど、その辺もまだ少し荒さが残っているかなという印象で、ただここ2週だけじゃなく、その前の週も少し負荷は強めていますし、徐々に良化してきているのでこのひと追いでどこまで良くなるかという印象です。

-レーン騎手とコンタクトは

この前の香港のレース後の状態というか牧場からこちらに来てからの印象などを引き継ぎをして、今日は乗ってもらいました。コミュニケーションという意味では馬を挟むようなコミュニケーションで、言葉ではなく感じてもらえればと思いますし、今のところレースに対してはこれからになります。

-昨年の天皇賞・秋は2着。舞台適性は

去年は同じような前走からの間隔での出走でしたけど、去年は春シーズンでパフォーマンスが出ず、この馬としては状態を落としている、良くないというところからのリカバリーでそこからの参戦でした。そういった意味では牧場の方で立て直してもらって能力が出せたのかなと。東京の2000に関しては基本的にはこの馬の能力を出せると思いますけど、コースレイアウトがどうかというよりは馬場状態とかもう少し枠とか細かいところが勝敗を分ける大きなポイントだと思いますので、そういったことはこれから決まっていくことだと思いますので、基本的には能力を出せるんじゃないかなと思います。