ダート重賞3勝を挙げた“ドンちゃん”ことドンフランキー(牡6、斉藤崇)が3日のJBCスプリントをもって引退することが決まりました。23年プロキオンSでは馬体重594キロでの勝利で、JRA重賞勝利の最高馬体重記録を更新しました。昨年のクラスターCは607キロで勝利。大きい体を持ちながら、すばらしいスピードでダートスプリント戦線を盛り上げてきました。
数多くコンビを組んできた池添騎手は「最高馬体重の記録も更新してファンの多い子でしたね。今年のドバイは行けなくて、一緒に海外挑戦したかったです。体が大きいのにいいスピードを見せて、よく頑張ってくれたと思います」と相棒をねぎらいます。
ちなみに池添騎手はJRA史上最少馬体重勝利記録(338キロ)のメロディーレーンともコンビを組んだことがありました。2頭の差はおよそ250キロ! 横に並んだところを見てみたいです。ドンフランキーは平均的なサイズの馬とも違いはあるようで、「走る分には一緒だけど、横幅もでかいし、目線も高い」と話します。
5日の朝、池添騎手は斉藤崇厩舎に行ってドンフランキーに会ってきたそうです。「こっちを見てくれなくてずっと食べてた(笑い)。飯食うの好きだから、種牡馬になったら700キロになりそう」と笑顔。「一緒にG1を取ることはできなかったけど、産駒に任せたい。子どもに乗るのが楽しみ」と種牡馬としての活躍にも期待していました。
個人的には、体が大きすぎて背中のゼッケンがハンカチみたいに小さく見える姿が好きでした。ドンちゃん、お疲れさまでした!
【下村琴葉】

