だいぶ朝の冷え込みがきつくなりましたが、東京競馬場で“現役最強馬”カランダガンを見てきました。今日は軽めの運動で明日の追い切りに備えられましたが、そんな中でも雄大なフットワークが目を引きました。

調教後の囲み取材では、騎乗していたロベル助手が対応。とても明るい表情だったのが印象的でした。管理するグラファール師も駆けつけており、芝コースを入念に歩く姿がありました。「“非常に軽い芝”と評価していました」とロベル助手は師が述べた日本の芝に対する感想を教えてくれました。

囲み取材の終盤では、同厩舎同馬主で今年の凱旋門賞を勝ったダリズとどちらが強いのか? という質問が飛び出しました。するとロベル助手は「実はよく聞かれる質問です(笑い)」と一言。そして「レースレベル的に比較の基準はチャンピオンステークスになりますが、そこを勝ったカランダガンがダリズより上だと思っています。理由としてカランダガンは2400メートルも2000メートルもいろんな距離にも対応できるからです」と言い切りました。さすが単独世界一。陣営の期待も大きく、どれだけ強いのかがはっきりとわかります。

取材終了後、ロベル助手がポケットから紙を取り出しました。「カランダガンの勝利を願って」と競馬場近くにある大國魂神社でおみくじを引き…、紙には“大吉”の文字が。もちろん一発で引いたそうです。フランスにはない日本の文化も楽しんでいるようでリラックスムード。王者の余裕さえ感じます。

追い切りは明日、「持っている力の70~75%で」行われるとのこと。どんな走りなのか楽しみに、また明日府中へ行きます。【深田雄智】