JRAは8日、石神深一騎手(43)から騎手免許の取り消し申請があり、30日(木曜)付けで騎手免許を取り消すことを発表した。引退後は美浦の柄崎厩舎で調教助手となる予定。
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障害競走の絶対王者オジュウチョウサンを管理した和田正一郎調教師(51)が“盟友”石神深騎手の現役引退を惜しんだ。「ちょっと前に話をもらいました。すごく年を取ったわけでもないし、まだやれると思っていたので馬も頼んでいますし、ちょっと惜しいような気もします。年上でばりばりやっている障害騎手もいて、はたから見ていて衰えた感じもしないですし、技術や戦略的なところも含めて本当にすごくしっかりしているジョッキー。頼りにしていましたし、もっとうちに馬に乗ってもらいたいなと思っていたところなのですが、決意が固いようなので仕方がないかな」と受け止めた。
オジュウチョウサンと石神深騎手のコンビでは中山グランドジャンプ5連覇などG1を9勝した。
「一番はじめから言えば、私がトレセンに入った時、最初に成宮厩舎にお世話になりましたが(石神深騎手は)その時所属ジョッキーでまだ1キロ減の若手でした。腕のあるジョッキーだなと思っていましたが、その後つながりがなくて。ただ、開業の時に調教を手伝ってもらえないかと声をかけたら快く引き受けてくれました。オジュウチョウサンとの話でいえば、当初乗っていた山本(康志)ジョッキーがお手馬でかち合って乗れない、という時に担当の長沼さんが『石神ジョッキーを乗せられないか。絶対に合うよ』と言ってくれて、たしかにそうだなと思ってお願いしました。どんな馬でも乗りこなす技術と気持ちの強さ、そこを買って乗ってもらいましたけど、本当に何度も落とされたり、ひやひやしたことは何回もあります。それでもうまく乗りこなしてくれて、よく考えてやってくれました。ウイークポイントを考えて人馬で対話してくれて、才能を開花してくれました。トップジョッキーまで上り詰めて、全場障害重賞制覇というとてつもない記録を残されましたが、それは確かな技術と努力によって成し遂げられたと思います。私自身も本当に勉強になりましたし、貢献してもらいました。ありがたいなと非常に思います」と振り返った。
今年、オジュウチョウサンの初年度産駒は2歳。和田正厩舎には初年度産駒の1頭、アースリーパー(牡2、母ヴェレーナ)が入厩予定となっている。【桑原幹久】

