馬券発売される香港のチャンピオンズデーが日曜(26日)に近づきました。
主催する香港ジョッキークラブが掲げる今年のキャッチフレーズは”TWO TITANS”。世界に君臨するカーインライジング(セン5、父シャムエクスプレス)とロマンチックウォリアー(セン8、父アクラメーション)を”2頭の巨人”になぞらえてイベントを盛り上げています。
G1チェアマンズスプリントプライズ(芝1200メートル)に出走するカーインライジングが勝てば20連勝、米国の名牝ゼニヤッタの19連勝を上回り、次は25連勝のブラックキャビアや33連勝のウィンクスの大記録が視野に入ってきます。
フォーエバーヤングを従えて世界賞金王の座にあるロマンチックウォリアーはG1クイーンエリザベス2世C(芝2000メートル)に臨みます。
優勝賞金は1680万香港ドル(約3億3600万円)。強敵を倒して、これを上乗せ出来れば、獲得総賞金は2億7146万5697香港ドル(約54億2931万円)となって、現在45億6083万円のフォーエバーヤングとの差を広げることになります。
巨人に隠れていますが、3月の香港ダービー(芝2000メートル)の勝ち馬で、G1チャンピオンズマイル(芝1600メートル)に向うインビンシブルアイビス(セン4、父ヘルベント)の参戦もファンの話題を集めています。
香港ダービーは道中7番手から上がり3ハロン34秒1の末脚を繰り出して優勝。勝ちタイムの1分59秒43はダービー史上最速タイムとなりました。
チャンピオンズマイルにはジャンタルマンタルなど5頭のG1ウイナーが参戦して上位拮抗ムード。インビンシブルアイビスは伏兵評価にとどまっています。
管理するM・ニューナム師は「2000メートルで世界に挑むには、まだ経験不足」とチャンピオンズマイルを選択しましたが、名手J・マクドナルド騎手を配したあたり、あながち無欲の挑戦とも言えないようです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

