インディチャンプ産駒レッチュベルク(牡、久保田)が1番人気に応え、デビュー2連勝で重賞初制覇を遂げた。勝ちタイムは1分34秒7。直線の追い比べでトウシンマジックをねじ伏せた。田辺裕信騎手(42)はJRA重賞50勝目となった。
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直線で先頭に立ったレッチュベルクだが、トウシンマジックにいったんは前に出られた。それでも鞍上は慌てなかった。「2着馬が早めに仕掛けるのが見えたけれど、僕の感覚が正しければ止まるだろうな、と思って追い出した」。冷静に仕掛けどころを待ち、勝利に導いた。この夏の好調ぶりを、今週は重賞の舞台でも発揮した。
久保田師にとっては24年小倉サマーJ(ロスコフ)以来の重賞勝ち。レッチュベルクについて「パドックでもしっかり歩けていたし、精神面は2歳馬らしからぬところがある」と評する。このあとは1度放牧に出すが、「次からはもう少し距離を延ばしたい」と話した。
出走10頭中、未勝利馬と未出走馬が5頭。異例のメンバー構成となったが、多くのG1馬を送り出してきた登竜門を制した。先々が楽しみな若駒について、田辺騎手は「これから未来がある馬」と期待を込めた。【奥岡幹浩】
◆レッチュベルク▽父 インディチャンプ▽母リヴィア(ガリレオ)▽牡2▽馬主 村木克子▽調教師 久保田貴士(美浦)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 2戦2勝▽総獲得賞金 4215万円▽馬名の由来 スイスのアルプス山脈を横切っている鉄道トンネルの名前より

