前西武GMの渡辺久信氏(60=日刊スポーツ客員評論家)が4日、西武-楽天戦を観戦しました。西武の4番に座る新助っ人の林安可外野手(28)は新天地でこの先、どう変わっていくか。いつもの口調で「ナベQ論」をお届けします。【金子真仁】
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2度もノーアウト二塁で得点入らず…もったいない。あそこでなんとか進塁打をね。日本ハムの稲葉とか近鉄の坂口とか、ヘッドを思いきり立てて外を強引に引っ張って進塁打にしようとしたりして、めちゃくちゃ高いバウンドで一塁の頭を越されたり。あれ、本当に嫌だったね。
アンコーにも重圧かかるよね、林安可。ネビンがいないから4番になってるけど、本当は首脳陣も6番くらいの楽な場所で打たせてあげたいんだろうと思う。正直、台湾プロ野球の投手は日本の投手たちよりレベルが落ちると思う。だから今は、最初のカードひと回りくらいはとにかく試合に出て、打席に立たせてあげたい。映像だけじゃ分からない。実際に打席での感覚が一番大事だから。
昨日までずっと4打数1安打だね。投手からしたらその数字ならそんなに怖くない。その中で首脳陣がいかに我慢できるか。ロッテとかにいたレアードにしろ、日本ハムのレイエスにしろ、最初は全然ダメだったよね。三振ばっかり。でもある時からバンバン、ホームラン打つようになった。
アンコーの場合もラッキーヒットとかじゃなく、完璧な当たりの強烈なヒットばかり。これは明らかにプラス材料だね。
それにしてもアンコー、打球速いよね。今は引っ張りのヒットばかり。本人が対応しやすい球を打ってる感じだね。左腕のスライダーは今は見えてない。でももともと広角に打てる打者。慣れてくれば広角に出るし、そうすれば4打数1安打が4打数2安打になってくる。1安打1四球にもなってくる。そうすれば、あの打球の速さがあれば怖いよ、アンコーは。(日刊スポーツ客員評論家)




