記者と同い年でもある元プロ野球選手が、新たな1歩を踏み出していた。
重田倫明投手(27)は今オフに戦力外通告を受け、現役を引退。今年から球団広報として再出発した。
1月19日。記者は今年初めて新人合同自主トレ取材で福岡・筑後市のファーム施設に行った。「選手誰か話し聞きますか? 呼んできますよ」。重田広報とはほぼ初対面だったが、物腰が柔らかい印象を受けた。
18年に育成ドラフト3位で国士舘大からホークスに入団した。22年にはウエスタン・リーグで44試合に登板。7勝3敗、4セーブをマーク。支配下登録への期待も高まったが、昨季は6試合の登板に終わり、ユニホームを脱ぐことになった。「やり切りました」と現役続行の意思はなく、12球団合同トライアウトも受験はしなかった。数日経ったある日。正式に球団広報のオファーをもらった。「熱量のある仕事がしたかった」と引き受け、今では主に2軍担当するファーム広報の肩書を背負う。「楽しくやれています。毎日が新鮮で、毎日が勉強です。わくわくしています」と充実感を漂わせる。
重田広報と記者は同じ96年生まれ。以前から同世代であることは把握していた。その日に「同い年です」とアピール? すると「96年ですか? 自分より年上の方が多いので…。同い年はうれしいです。今度、ご飯にでも行きませんか?」と言っていただいた。それも含め、今後ともよろしくお願いします。【ソフトバンク担当 佐藤究】




