阪神の沖縄・宜野座キャンプもこの25日で打ち上げ、いよいよ、オープン戦など本格的な実戦に入ります。

 今回、キャンプというのは難しいんだなあと思うことがありました。簡単に言えば若手の荒木、西田の2人についてです。

 プロ野球に詳しい方ならご存じでしょうが、2人は二遊間を中心に守る内野手です。しかしキャンプ中盤まで、シートノックなど内野の練習で2人がついていたポジションは一塁でした。

 ゴメスの来日遅れや新井良が高知・安芸の2軍キャンプスタートで、シーズンで一塁が予想される選手が不在だったことが、その原因です。

 荒木、西田の2人がシーズンで一塁を守る可能性は、長い試合になった場合などゼロではないにしろ、かなり低いはず。スタメンは間違いなくないでしょう。

 第3クール中、西田が二塁手用のグラブを見せながら「あんまり使う機会がなかったですね、これ」と苦笑していたのが印象的でした。せっかくの1軍キャンプ、自身のポジションで精いっぱい勝負したかっただろうなと思います。

 その西田は15日の紅白戦で結果が出なかったこともあり、2軍へ。荒木は同じ紅白戦でメッセンジャーから本塁打するなど、頑張っています。

 だれもが自分の理想とする位置で頑張りたいもの。それでなければ悔いが残るからです。しかし、そう単純にいかないのが実社会同様、プロ野球も同じということでしょうか。2人の奮起を期待します。