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プロ注目の明石商・来田涼斗、柳田参考の打撃に注目

来秋ドラフト上位候補の明石商・来田涼斗外野手(2年)
来秋ドラフト上位候補の明石商・来田涼斗外野手(2年)

体を大きくのけぞらしてから構えに入る。明石商の不動の1番打者・来田涼斗外野手(2年)は、同僚の中森俊介投手(2年)とそろって来秋のドラフト上位候補だ。

今年のセンバツでは準々決勝の智弁和歌山戦で春夏史上初の先頭打者弾&サヨナラ弾を放ち、今夏は履正社との準決勝でも先頭打者弾を放つなど、印象に残るアーチをかけてきた。高校通算本塁打数は練習試合期間が終了した11月末時点で29本。「ランニング本塁打を入れたら35本くらいはあると思います」。50メートル5秒9の快足で、判断よくベース一周を駆け抜けたランニング弾の価値は大きいはずだが、数字が大きくなるよりも来田は柵越えの数にこだわる。

「(甲子園の)浜風に突き進むくらい飛んでいけるようにしたい。引っ張るとドライブ回転がかかるので、きれいに引っ張って真っすぐ飛んでほしい」と、しっかり自分のパワーを伝えるスイングを求める。柔軟性に重点を置き、鍛えて大きくなった体を自在に操れるようにもする。

小さいころから阪神糸井、現在はフルスイング男ソフトバンク柳田の長打力を参考にしている。柳田の愛称「ギータ」にちなみ来田も「キータ」と言われることもあるという。「おもしろいですけど、まだまだそのレベルにはいっていない」と苦笑い。主将にも就任した。「自分が言わないとみんなが動かないから」と、積極的にチームをまとめている。「10割打ったら満足できるかな。求めるところは高い方がいいですから」。春にはどんな姿で打席に立つのか。中森だけでなく来田からも目が離せない。【アマチュア野球担当=石橋隆雄】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「野球手帳」)

来秋ドラフト上位候補の明石商・来田涼斗外野手(2年)
来秋ドラフト上位候補の明石商・来田涼斗外野手(2年)

 野球をこよなく愛する日刊スポーツの記者が、その醍醐味、勝負の厳しさ、時には心が和むようなエピソードなど、さまざまな話題を届けます。

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