初出場の大曲工(秋田)が、第4日第4試合で最速152キロのプロ注目左腕、高橋昂也(3年)を擁する花咲徳栄(埼玉)と対戦する。

 くじを引き当てた高橋陽喬主将(3年)は「いかに自分たちが向かっていけるか」と気を引き締めた。

 地元名物にちなんだ「花火打線」は打率1割9分7厘と出場49校で最も低いが、阿部大樹監督(45)は「ヒットが出る、出ないでバタバタすることはない。どれだけ食らいついていけるか」と、粘りから活路を見いだす。