新潟県大会出場16校が出そろった。長岡大手は長岡商に8-0の7回コールド勝ち。登録メンバーの当落線上にいた背番号11の堀健太投手(2年)が被安打5、6奪三振の無失点投球を演じた。「外角低めの直球でカウントを取れた」と、投げた本人も納得の投球だった。
鈴木春樹監督(45)は言う。「堀が、いい投球をした」。1年春から公式戦で起用するなど、期待の右腕だったが、今夏は登録外。「(秋も)外そうと思った」と言う。ところが「これが最後」と言い渡して送り出した8月末の中野立志館(長野)との練習試合で好投。1年夏の1回戦(対長岡)以来の公式戦となったゲームで期待に応えた。
試合後のロッカールームで鈴木監督は「堀のように変わっていかなければダメ」と名指しで褒めた。「うれしかった」。背番号11が投手陣の戦力として認められた瞬間だった。

