センバツ出場中の静岡が26日、3回戦(聖光学院-東海大相模の勝者と29日に対戦)へ向け、伊丹市の住友総合グラウンドで調整した。両チームのエースが本格派投手のため、球速を140キロ以上に設定したピッチングマシンを前に出し、快速球に目を慣らした。

 備えあれば憂いなしだ。初戦で攻略した駒大苫小牧の大西海翔投手(3年)は最速130キロ前後。だが、東海大相模(神奈川)の斎藤礼二投手(3年)は最速142キロで、聖光学院(福島)の衛藤慎也投手(3年)も130キロ台後半の直球を投じる。その対策で選手が、続々と打席に立った。構えただけで打つことはしなかったが、3回戦への意識はより高まった。

 木下将吾外野手(3年) 速くは感じましたが、試合では打たないといけない。いい練習になったと思います。

 藤田大和外野手(3年) 人が投げるのとは違いますが、目を慣らすことはできました。

 午前中は、甲子園球場で試合観戦。伊万里と対した大阪桐蔭のエース柿木蓮(3年)の投球を目の当たりにし、木下は言った。「やはり球は速いですが、同じ高校生。自分たちもいつも通りのプレーができれば、いい試合になると思います」。

 前日25日は明徳義塾の試合を観戦した。標的としてきた「Aクラス校」の戦いを連日、生で見ることで刺激を受けている。今日27日には、3回戦の相手が決定。静高ナインが、さらに気持ちを上げていく。【鈴木正章】