初出場の明秀学園日立(茨城)が高知に快勝し甲子園2勝、16強入りを決めた。3回戦では優勝候補の大阪桐蔭と対戦する。金沢成奉監督(51)のインタビューは以下の通り。

 -甲子園2勝目

 金沢監督 初戦は非常に固く入りましたが「今日は落ち着いてやろう」と。落ち着きを取り戻せたいいゲームだったと思います。

 -2回までに5点を取った

 金沢監督 相手の中屋君の低めのスライダーをいかに見極めるかがカギだった。中屋君が固く見えたし見極めができた。良い投手にばればなるほど低めの出し入れがきちっとできる。そこに照準を合わせて練習をしているし、そこはうまくいった。序盤の5点は大きかった。

 -5回の2点も大きかった

 金沢監督 5-1と7-1では大きな違い。芳賀が値千金の一打。今日は芳賀がやってくれるだろうと思っていました。

 -エース細川が1失点で完投

 金沢監督 初戦と違って落ち着いたピッチングだった。ナイスピッチングと言っていい。

 -完投させたことについては

 金沢監督 体だけは丈夫ですから。うちのパターンですので、球数(118球)も少なかったので代える気はありませんでした。

 -投球内容については

 金沢監督 今日は試合前に個人面談しました。どういう投球をするのか聞いたら「バッターに向かっていきます」と。100点満点の答えだった。その通りになりました。

 -細川はどんな投手か

 金沢監督 不器用な子。牛歩のごとく一歩ずつ粘り強くやるタイプ。茨城でも東北に近いところの出身。そのエリア独特の粘り強さを持っている。言ったことはとにかくしっかりとやる。それがピッチングにも現れている。中学時代は内野手。DeNAの兄貴とは打撃では比べものにならないので投手に専念させました。本人は嫌がっていましたが。肩甲骨の軟らかさ、肩の強さ、下半身の強さを持っています。

 -攻撃面では送りバントやバントヒットもあった

 金沢監督 攻撃力ですよね。機動力に主を置くのか、打つ方に主を置くのか。どちらに偏りすぎてもダメ。バントは甲子園で戦う上で必要かなと思いました。

 -次の相手は大阪桐蔭

 金沢監督 横綱相手で胸を借りるつもりで。打ち勝つ野球を大阪桐蔭さん相手にできればと思っています。自分たちの野球がどこまで通用するか。はね返されたら「何が全国制覇だ」と思うだろうし、少しでも通用したら「もっと頑張ろう」となる。戦う価値のある相手です。ポテンシャルの違いはいかんともしませんが、細川、増田、芳賀、池田の4人が機能すれば。この4人はそうそうひけを取らないと思います。

 -相手の研究は

 金沢監督 関東大会で準優勝したので明治神宮大会の映像は見ました。映像では分かっているが、実際対戦してどうなのか。組み合わせが決まった時に西谷監督から「3回戦でやりましょう」と言われた。対戦するのが楽しくてしょうがないですね。