大船渡の最速157キロエース右腕・佐々木朗希(2年)が、7回5安打13奪三振1失点の完投で勝利に貢献した。8強入りを決め、上位3校に与えられる東北大会(10月12日開幕、秋田)出場権獲得へ、あと2勝とした。

前日16日に行われた盛岡三との1回戦で、自己最速を3キロ更新した。外野席まで開放されるなど“朗希フィーバー”は継続。球速は初回に記録した154キロ止まり。「初めての連投で疲れもあって、ストレートで空振りがとれなかったので、変化球でいこうと思った」と、スライダーやチェンジアップを多投した。

19日の準々決勝では黒沢尻北と対戦する。「上にいったら、このままでは勝てない。中1日しかないが、初回からしっかり圧力をかけられるようにしたい」と気を引き締めた。