日本学生野球協会は18日、都内で審査室会議を開き、大学1件、高校12件の処分を決めた。

高校では、元近鉄投手の名古屋経大高蔵(愛知)酒井弘樹監督(47)が、部内暴力で1年間の謹慎処分を受けた。同監督は先月9日の練習後「登校時に携帯電話を学校に預ける」と定められたルールを破った1、2年生部員12人を殴って、ケガを負わせた。

国分寺(東京)は監督の部内暴力、暴言で2年間の謹慎、松山商(愛媛)は部長の部内暴力で1年間の謹慎処分とした。大学では九州6大学リーグの久留米大が、部員の集団窃盗で3カ月の対外試合禁止が決まった。